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イリュージョンの新作エロゲ「ROOMガール」をプレイしてみての初回感想+その後

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イリュージョンの新作ゲーム「ROOMガール」がついに発売しました!
ダウンロード版を予約購入していたため、日付変更と同時にダウンロードし早速軽く遊んでみました。
わかる範囲でのゲーム内容の紹介や、実際にプレイしてみての感想などを書いていきます。

全体マップとキャラクターの配置

ゲーム開始直後はヒロインとなる女性がどこにも配置されていないため、まずは全体マップからあらかじめ用意したキャラカードを登録する必要があります。

全体マップの中に「オフィス」「診療所」「セミナー」「ライブハウス」「カジノ」「民家」の6種類の職場があり、それぞれにキャラクターを登録することができます。
シムズ系のゲームだとキャラクターの成長によって職場が変わったりしますが、本作の場合は最初から職場が決まっており、そこを中心として行動するようになるみたいです。

今回はチュートリアルに従ってデフォルトキャラを配置しました。
全体マップのデザインやキャラクター登録の流れなんかもシムズを意識してそうな感じがありますね。

さきほど配置したキャラクター達が各職場を中心に行動するようになりました。
各マップを真上から撮影すると箱庭感があって楽しいですね。

ちなみにモブの男性キャラクターはデフォルトで登録されているため、キャラ配置の方向性が既に決まっているのであれば解除して登録し直す必要があります。

キャラクター鑑賞・介入パート

さきほど配置したキャラクターの様子を見に行ってみます。

オフィス

オフィスに移動しました。
OLちゃんとモブキャラが仕事をしているみたいです。
マップの質感や雰囲気は結構好きですね。

マウスでキャラクターをクリックすると右側に行動メニューが表示され、指定した行動を起こすことができるようです。
本作は「主人公」という存在がなく、神視点でキャラクター達に干渉するゲームになります。

同僚の男性に話しかけてみました。
会話の内容に関しては当たり障りがなく、キャラクターに個性を持たせるような感じではないですね。

1つの行動を起こすごとにゲーム内時間が5分経過します。
必ずしも行動する必要はなく、行動をキャラクターに任せスキップすることもできるのですが、こちらも5分刻みです。
この手のシミュレーションゲームでここまで刻むのは珍しいというか初めてかも。

とりあえずエッチなシーンが見たいんじゃ!!
ということで脳に介入しトイレに行ってもらいました。

脱ぐモーションは一応ありますが、モーション完了と同時にいきなり下着が消えるような簡易的な表現でした。
トイレットペーパー遠いな

おしっこはノーモーションで射出します。
出したらちゃんと拭いてくれ…!
ここは個人的にかなり残念ですね。手も浮いてて明らかにおかしいし。
キャラクターのグラフィック表現が綺麗なので、こういう手抜きっぽいモーションは余計に目立ってシュールに見えてしまいます。

ちなみに「水分」のようなステータスは存在しないようで、いくらでもおしっこを出すことができます…。

実験的に5分刻みで30分ぐらいおしっこをしてみましたが、特に変化はありませんでした。
飽きたので視点を動かしたところ同僚君がいて草

診療所

診療所の方にもキャラクターを配置しました。
こちらはデフォルトの看護師ちゃん。

しばらくは干渉をせずに時間をスキップして眺めていたのですが一向に診察が始まりません。

椅子に座ってないのがダメなのかと思い、モブ患者に干渉し椅子に座らせて様子を見ましたが、先生も看護師もガン無視でスマホを触り出す始末
大丈夫かこの診療所…

学習塾

こちらは学生ちゃん。
残念ながら学校のような場所はなく、学習塾でのみ学生的な立ち位置のキャラクターを作成できるみたいです。

塾の中でいきなりオナニーをしてみました。

周りにキャラがいる場合は一応目をそらしたりなど反応してくれるみたいです。
ただし、事が終わったあとは何事もなく接してくれます。
パラメータや関係性などに変化があるのかどうかは今のところよくわかってないです。

自宅

無職ちゃん。

エッチシーンを見たかったので自宅の風呂でオナニーをさせてみました。
既存作に比べて本作のキャラクターは人形っぽさが強いですが、光沢がかかると更に強まりますね。

ちなみにエッチシーン中は同じマップ内のピンが立っているところであれば移動ができるので…

風呂からいきなりリビングにワープしてみました。
兄弟なのか彼氏なのかわかりませんが同居人もビックリ。

関係性の変化

今回は最初ということもあり実験的な行動ばかりさせてしまいましたが、他のキャラクターとコミュニケーションを取ることによって関係性が生まれてくるようです。
介入を繰り返して関係性を発展させ、キャラクターを成長させるのがこのゲームの目的のようです。

フリーエッチに関して

どの時点で解放されたのかはわかりませんが、いつの間にかスタート画面に「エクストラ」という項目が追加され、フリーエッチができるようになっていました。
ゲーム要素に興味がない方も、ちょっとだけ本編を進めておけば既存作と同じくフリーエッチを解放することができます。

感想(追記しました)

数日プレイしてみて色々と思ったことを書いてみました。

テンポの悪さ

現時点でちょっと感じたのは「テンポの悪さ」ですね。
5分刻みでしか時間が送れないのと、ひとつの行動にいちいち時間がかかるため倍速・3倍速のようなモードは欲しいと思いました。

ちなみに5分刻みといってもゲーム内で過ごせる時間が24時間丸ごとあるわけではなく、「朝の時間の一部」と「夜の時間の一部」で行動できるようです。
みんなが寝静まった深夜帯などは存在せず、そのあたりもちょっとモヤっとします。
一応マップ画面からもスキップができますが、こちらは午前・午後の2段階しかなく半日ほど進んでしまいます。

また、このゲームは何か行動しないかぎり時間が経過しないので、見守るだけのプレイはできません。

[ 追加機能 ]
本プログラムを導入することで以下の機能が追加されます。
『行動中倍速化選択ボタン』追加。 ※「等倍」「2倍速」「3倍速」が選択可能。
・『お気に入り設定』追加。 ※住人登録画面から1人のみ設定することができます。
・自室の着替えで『 髪(ヘアー)』の読み込みon/offボタンを追加。
・『キャラクターのアップロード・ダウンロード』機能を追加。

※倍速機能に関してはパッチで追加されました。
ツイッターでレビューを見ていると同じようにテンポの悪さを指摘する声が結構上がっていたので、指摘を受けて急いで対応したのかはわかりませんが3倍速まで調整できるようになったみたいです。

キャラクターの行動に関して

基本指示は出さずに時間だけ送る見守りスタイルでプレイしようと思ったのですが、こちらが行動に介入しないとキャラクターは何もしない事が多いようです。
今回で言うと診療所のおかしな挙動などがそうですね。
キャラクターのステータス的な問題なのか、そういうゲームなのかは今の所よくわかっていません。
カップルにしたいキャラがいる場合は、両方のキャラにわりと干渉しないと交流すらしてくれない事もあります。
プレイヤーは恋のキューピッド的な立ち位置かと思いきや、両方いじってしまったらただのお人形遊びですね…。

会話の内容があまりにも虚無

キャラクター同士の親交を深めるにはこの「親密タイム」というミニゲーム的なものを手動でこなさなければいけません。

右側にトークデッキが表示されており、相手の反応が良さそうな話題には「◎」が付いているので、なるべく良い話題を選んで相手のハートゲージを上昇させるというゲームです。

会話の内容が本当に面白くなくて、こんな薄っぺらいやり取りをゲームの進行上何度も見せられます。
せめてテキストがもうちょっとキャラの環境に合わせたものだったり、クスッとでも笑えるものだったら良かったのですが、何を考えてこんなミニゲームを実装したのやら…

このミニゲームに限らずゲーム全体のテキストもこんな感じです。
様々なキャラがいるので、どのキャラにも当てはまるような汎用性を考えた結果のテキストなのかなと思います。
ドラマのような展開はゲーム側からは提供されないので脳内で補完しましょう。

別の職場の人との交流ができない

これがプレイしていて一番残念だったポイントですね。

登録したヒロイン同士で交流をさせたく、公園に集結させてみました。

呼び出したヒロイン達は4人ともそれぞれバラバラの席に着席しています。
コマンドを探してみましたが、交流させるようなコマンドは見当たりません。
女性キャラクターじゃなくて男性だったとしても同様です。

このゲーム、どうやら同じ職場の人としか親密な関係になれないみたいです。
できないと気づいた時はマジで?!ってなりましたね。

全ヒロインと交流のあるハーレム主人公を作る事は現状だとおそらく不可能です。
全体マップには色々なフィールドがありましたが、結局のところオフィスはオフィス内、ライブハウスはライブハウス内で、それぞれ役割の与えられた人としか結ばれません。
自由度の高そうなゲームに見えましたが全然そんな事はなかったです。

エッチシーンは順当に進化

肌の表現は確かに既存作よりも綺麗になった気がしますね。
今作から汗の表現が追加されたので、激しいエッチで汗をかくようになっています。

まとめ

ダメなところ

・時間経過しないので放置して見守る事はできず、必ず操作したり干渉する必要がある
・マップ移動やいちいち読み込みが発生するテンポの悪さ
・ストーリー展開が無く会話が虚無
・キャラクター達は最初からロールが決まっていて、職場外の人間との交流ができない
・仕事中にカジノに行ったりオフィスでおっぱじめても怒られない、友達になったら即SEXできたりなど、背徳感や恥じらいなどは無く現実の常識が通用しない世界観

良いところ

・グラフィック周りの向上
・抜きゲーとしてはやはり優秀

別の職場で働く人と交流できないのが個人的に一番残念ですね。
フィールドを広げて中身の薄いやり取りをさせるぐらいなら、オフィスに絞ってもうちょっと内容を作り込んだオフィスガールで良かったのでは…

あとはゲームを進めていてモヤモヤしているのが、「現実ではこれをしたらこうなる」っていうのが殆ど作り込まれていない事ですね。
トイレに行けばおしっこなんて無限に出せるし、いきなり人前でオナニーをしても大した反応がないし、ライブの控え室に何故かオタクが居るし、診療所では診察が始まらないし、診療所で服を脱がされておまんこに指を入れられても平然と受け入れるし…
すごくシュールです。

シムズ的なゲームの方向性は個人的には好みでしたが、シムズとは似ても似つかないツッコミどころ満載のシュールなゲームです。

(自宅でくつろぐお気に入りキャラクターをただ眺めるのは結構楽しい)

このゲームをおすすめできる人

・シチュエーションや設定などを脳内補完できる人
・キャラメイクや設定にこだわりがある人
・ゲーム本編はどうでも良くて、抜ければ良い人
・スタジオ勢

ゲームだと思って購入すると大半の人は何をしていいのか困惑してしまうと思います。
ハニーセレクト2よりはまだ遊べる。
AI少女と比較すると本作のAIは劣化してしまっている。まだAI少女の方が遊べた。
いつものイリュージョンと言ってしまえばまあそんな感じです…。

ゲーム本編は置いといて抜きゲーとして見た場合は、好みもあるとは思いますが個人的にはハニーセレクト2の上位互換だと思ったので、VR対応してくれると良いんですけどね。

ROOMガール

ブランド名 / サークル名
イリュージョン
デバイス
  • デスクトップ

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