※ゲームをクリアしたので感想を追記しました。(2024/2/24)
しーきゅーしー・そふとうぇあさんの「【VR】大江戸とりがーVR!! 〜タイムスリップしたら痴女集団に襲われてVRハーレム地獄?!」という作品を購入してみました。
こちらは元々デスクトップ版が存在していましたが、今回新たにVR版として移植されたようです。
デスクトップ版の方は販売数やレビュー数も多く期待できそう。
動作環境
スタンドアロンには対応していません。
PCに接続し、事前にSteamVRをインストールしておく必要があります。
今回はQuest ProでVR版をプレイしていきます。
ご注意
インストール先のフォルダに関して
このゲームに限らずUnity製のアプリは大体そうなのですが、ゲーム本体を日本語ファイル名が含まれたフォルダにインストールしてしまうと、ゲームがまともに動作しない可能性があります。
DLsite Nestを使用してインストールしてみたところ、自動的に生成されるフォルダが日本語のため動作しませんでした。
キャラでかすぎ問題の対策
キャラクターのスケール感が大きく、体感で1.2倍〜1.5倍ぐらいのサイズに感じます。
Steamの設定画面の「動画」の項目から大江戸トリガー用の設定「VR_OEDOTRIGGER」を選択し、「ワールドスケールをオーバーライド」の項目をオフ以外にし、ちょっと下にスクロールするとスライダーが表示されるようになります。
この値を80%ぐらいにしたらちょうどいい感じのサイズ感になりました。
キャラの巨大さが気になる方は調整してみてください。
ただ、Steam側で強制的にスケールを変更することになるので、当たり判定などおかしくなる可能性もあります。
私がプレイした限りでは特に問題はなかったのですが、できれば設定などせずゲーム側で修正が入ると良いですね。
ざっくりとしたあらすじ
「和」って感じのスタート画面。
ゲームをスタートするとそこは現代っぽい風景。
現代っぽい風景には似合わない、布で顔を隠した着物姿の怪しい女性にエンカウント。
ちなみにスクリーンショット撮影に割り当てられているボタンで一緒にテキストを送ってしまうため、このように何も表示されていないテキストウインドウが写り込んでいるスクショが多数あります…
さきほどの女性から助けを求められ、承諾したところ異世界転生…ではなく江戸時代にタイムスリップ!
先ほどの女の子は「朧」という名前だそうです。可愛い。
タイムスリップした江戸の町はどこかおかしく男性は一人も見当たりません。
町で見かける女性はなぜか全員盛っており、主人公を見掛けるやいなやゾンビのように襲ってきます。
女性達はどうやら呪いにかけられており、朧に渡された銃の力で呪いを打ち消すことができるとのこと。
朧と協力し、江戸の町をこんな事にした黒幕を探し出す冒険が始まります。
ゲームシステムの紹介
ゲーム内容は完全にR18版「ぎゃる☆がん」って印象のゲームで、女の子を相手に銃で戦うFPSゲームです。
脱衣
本家「ぎゃる☆がん」のように弾があたれば服が破れ…
「ぎゃる☆がん」とは違い、さらに下着も破れてアヘりながら消滅していきます…!
逆レイプ
プレイヤーがダメージを受けると特殊な演出に展開するのもぎゃる☆がんと同じ。
条件が色々とあり、様々なプレイやシチュエーションが存在するようです。
探索要素
ぎゃる☆がんと大きく違う部分としては、マップ内を自由に探索できます。
ぎゃる☆がんでは領域内の敵を全部倒すと自動でシーンが切り替わるような形でしたが、本作ではワープや移動を駆使して自由に探索できます。
移動が割ともっさりしており、また範囲が広く迷うこともあるので、ゲーム全体のテンポの良さはぎゃる☆がんの方に軍配があがるかも。
武器の購入やキャラの強化
ステージをクリアして稼いだお金で武器や自分の能力を強化したり、貴重な通貨を利用して更に強化できたりなどやり込み要素があります。
前項で移動がもっさりしていると書きましたが、こちらで移動速度を強化することができます。
ステージのギミックが多彩
ステージごとにクリア条件が設定されており、基本的には「敵を○○体倒せ」や「ゴールまで移動しろ」が殆どですが、特殊なステージもいくつかあるようです。
スプラトゥーンなのか、それともパワーウォッシュシミュレータ―オマージュなのか分かりませんが、インクを消すステージ。
ボス演出あり
ステージは章で区切られており、章のラストでボス戦が発生します。
モブとは違い名前のあるキャラクターとのストーリーが展開します。
この青髪のクノイチは個人的推しキャラの翠ちゃん。
ボス固有のスキルや演出があります。
ハーレムの術だこれ!
多彩なマップ
温泉や竹林、忍者屋敷、お城など背景も移り変わるので飽きません。
フィールドにあわせた敵キャラが登場します。
高低差のあるマップも存在し、建物内に入る事もできます。
更衣室モード(シーン鑑賞)
ゲームモードとは別に更衣室という鑑賞モードが存在します。
ゲームプレイ中に抜くのはなかなか難しいと思うので、こちらを活用しましょう。
髪型や服、顔のパーツなどのカスタマイズができ、ビューワー形式でモーションを再生することができます。
3Pまでのモーションに対応しているようです。
驚いたのが、ボイスはパターンごとに全て撮り下ろしで、単純な喘ぎ声ループではなく非常に数多くの専用ボイスが設定されているみたいです。
私のプレイ状況では再生できないキャラや項目が複数あり、こちらを埋めていくのがゲームプレイのモチベになりそうです。
気になる点
基本的には満足度が高い作品ですが、それでもいくつか気になった点はあります。
キャラのスケール感
冒頭でも書きましたがスケール感が大きいです。
身長もでかいし顔もでかい。
ダメージ演出の際のカメラ切り替え
痴女に囲まれ逆レイプ演出に入る際にカメラの仕様が変わるのですが、高低差や位置などでカメラがガタついたり暗転するのが少しストレスです。
やってるうちに慣れはしますが、スムーズに切り替わって欲しい。
モブの消滅時間
銃で倒した痴女が消えるのが早すぎます!
全裸でイク痴女達をもうちょっと色々な角度から鑑賞したいのですが、そんな間はなくすぐ消滅します。
オブジェクトが大量に残ると重くなるとかそういうのがあるのかもしれない。
モデルは割と簡素
ゲーム内で大量に登場させる必要があり、ポリゴン数をそこまで割く事はできないと思うので仕方が無いのですが、モデル単体のクオリティはそこまで精細ではないです。
まとめ
元々はVRではないゲームの移植版ですが、全く違和感なく楽しめる作品です。
比較として散々「ぎゃる☆がん」の名前を出しましたが、大量の敵キャラを足止めしつつ引き撃ちで数を減らしていくようなスタイルは「シリアス・サム」に近いものを感じました。
武器も選択できたりと、ゲーム要素は個人的に「ぎゃる☆がん」よりも好みです。
現状の同人VR作品はBoothモデルを使った抜きゲーばかりで、それが悪いって事ではないのですが、こういったゲーム部分に力を入れた同人作品は新鮮で楽しいですね。
今年出た同人VR作品の中では、現時点でコスパ・クオリティ・面白さの面で個人的にNo.1だと思ってます。
現状の同人作品にマンネリを感じている人など、非常におすすめできる作品が出てくれました。
クリア後の感想など(ネタバレあり)
購入から途中までプレイししばらく寝かせていましたが半年越しにクリアしました。
章の数は5章まででプレイ時間は正確に測ったわけではありませんが、5時間もあればクリアできると思います。
章ごとに増えていくヒロインたち。
攻撃の手を止め、あえて拘束されるのもこのゲームの楽しみ方だと思いますが、UIがキャラの手前に来たりなど基本的に画面がガチャガチャして見づらいのはマイナスポイント。
あくまでメインはFPSだしこのゲームで抜くのは難しいかなと思いきや、拘束されるシーンは意外とムラムラします。
主人公をこの世界に召喚したヒロイン「朧」そっくりのこの娘は「現」といい朧から生まれた分身で、この娘が数々の悪さをしていたようです。
ようやく現を倒しハッピーエンドかと思いきや…
なぜか主人公達に立ちはだかる「朧」。
実は「現」から生まれた「朧」の方が分身で、数々の悪事を働いていた黒幕も朧なのでした。
超巨大化した朧を倒すためにヘリコプターに乗って戦います。
なんで江戸時代にヘリコプターが?!とか細かいツッコミは今更なのでしてはいけません。
ヘリコプター内から機関銃を乱射し、朧の部位(衣服)破壊を狙います。
こういうボス戦用特殊ギミックが数々用意されていて楽しかった。
ラストバトルでの敗北シーンでは、巨大化した朧の膣からずぽずぽと胎内回帰していきます。
ゲームを通してサイズフェチシチュが比較的多く感じました。
江戸での戦いを終え現代に帰ってきた主人公ですが、ヒロイン達とは離れ離れになることもなくハッピーエンド!
ゲーム的な難易度ですが基本的に「難易度普通」でプレイし、特に難なく最後までプレイしました。
「難易度高」でプレイしていないのでなんとも言えませんが、基本的に引き撃ちでガチャガチャやっているだけなので、正確なエイムだったりシビアなFPSを求めている方には向かないかもしれません。
道中無駄に長いマップがいくつかあり、そこはちょっとストレスでした。
ただ、ゲーム内通貨を払えばスキップできるので問題はないと思います。