「聖騎士リッカの物語」「アンダーザウィッチ:ビギニング」といった同人とは思えないクオリティの作品が年に数本は出ている同人ゲーム界隈ですが、またとんでもない作品が出たと話題の「駆動妖精アイディールレイズ」を購入してみました。
世界観
物語の舞台は2200年前後の近未来。
現代よりもAI技術が発展しており、個人がアンドロイドを所有できる時代のようです。
爆破テロに巻き込まれた主人公は、その場に居合わせたアンドロイド「アイディール」のオーナーになる事で危機から脱出します。
巻き込まれる形でたまたまオーナーになってしまった主人公ですが、アイディールと一緒の時間を過ごすことで徐々に気持ちが固まり、2人で強大な敵に立ち向かっていきます。
SF + 近未来 + 美少女アンドロイドの要素が詰まったゲームです。
設定や世界観など、過去にアニメ化もしているBEATLESSを思い出しました。
戦闘パート
このゲームでとにかく凄いのが戦闘パート。
スタイリッシュ以外に言い表しようがないぐらい、とにかく派手にカッコよく動きます。
操作など
自機(アイディール)を中心にキーボードのwasdで旋回をし、マウスを使って攻撃します。
エイムは必要なく自動でやってくれます。
スピード感がありすぎて、最初のうちは何をやっているのかわからなかったのですが、割とマウスをガチャガチャやっているだけでも何とかなりました。
ゲームパッドにも対応しています。
ぐるぐると目まぐるしく回転するため、3D酔いしやすい人は念の為体験版を試した方が良いと思います。
敵機体について
大型の戦闘機やアイディールと同じような戦闘アンドロイドなど、多彩なキャラクターが登場します。
クレジットの3Dモデルの項目を見るとわかるのですが、作品に使われているモデルはフルスクラッチではなく、Boothで売られているものをカスタマイズしているようです。
完全に世界観に溶け込んでおりまったく違和感ないですね。
ドレイン
「ドレイン」という拘束しつつ体力を吸収する攻撃があり、それぞれのキャラクターごとに固有のエッチな演出が入ります。
個人的にお気に入りのドレイン演出はアーキュレイトちゃんのベロチュー。
股間がふっくらしてきます。
ここだけリピート再生したいぐらい。
ちなみにこの「ドレイン」はプレイヤー側も使用できるのですが、序盤はガチャガチャ適当にやるだけで勝てていた敵も、中盤以降は「ドレイン」を使用してうまく体力を回復しないと勝てなくなってくる状況がありました。
とはいえ、攻撃と回避を繰り返したまに必殺技を出し体力が減ったらドレイン、といった基本を抑えておけば、特に難しいアクションを求められるわけでもないので、ゲーム全体の難易度としてはそこまで難しくは感じませんでした。
日常パートとエッチシーン
戦闘やストーリーの合間に日常パートが挟まり、アイディールとイチャイチャすることができます。
小人アバターでオナホ妖精化してシコシコしてもらったり、ジムで汗を流した後にお風呂場でいちゃいちゃしたり、シチュエーションは様々です。
ただ、現時点でDLsiteに80件ほどレビューがありますが、そこでも散々言われている通りエロに関してはあっさりしてます。
悪くはないものの、ゲーム部分に力が入りすぎているため相対的に見て普通に感じてしまうというか、もうちょっとイチャラブな会話があれば良かったですね。
修正部分はモザイクではなく白塗りです。
シルエットははっきりと確認でき、亀頭の皮が剥ける様子まで確認できます。
モザイクとどっちが良いかは好みだとは思いますが、個人的にはアリ。
凌辱要素
戦闘に敗北すると凌辱パートに展開します。
まだ全部を回収したわけではないので分からないのですが、リョナなどハードな感じの演出は無いっぽいです。
まとめ
また凄い作品が出ました…!
このクオリティのゲームがセールやクーポンを併用すれば2000円台で遊ぶことができ、コスパ的にもおすすめできる作品です。
まだエンディングまでプレイできてないのですが、レビューを見る限りストーリーも評価されているみたいなので、最後までプレイしてみようと思います。
一応注意点というか気になった部分としては、基本的にアイディールとのロマンスが中心で、他のアンドロイド達はあくまでサブ的な扱いなので、クール系ヒロインのアイディールを好きになれるかが大きいと思います。
メインヒロインより敵やサブヒロインを好きになってしまいがち。
ゲームの仕様上キャラクターの後ろ姿を見ることが多く、ロビー画面でもぷりっぷりのお尻を見せてくれるため、尻好きの方にもおすすめできる作品です。