あの超名作パズルゲームがついにVR化(非公式)しました!
普段のサイトの趣旨とは外れますが、個人的に思い入れのある作品なのでMod導入の方法などを記事にしてみました。
Modの導入
1.Modファイルをダウンロードする
https://github.com/Gistix/portal2vr/releases
こちらのURLから最新バージョンの「Portal2vr.zip」をダウンロードし解凍します。
初期バージョンは頻繁にクラッシュするので必ず最新バージョンを落としましょう。
2.ゲームフォルダにコピーする
先ほど解凍したディレクトリの中身を「steamapps / common / Portal 2」の中に展開します。
3.Steam側の設定
Steamライブラリ上の「Portal 2」を右クリックし、プロパティを選択します。
起動オプションの項目に以下の記述をコピペしてください。
-insecure -window -novid +mat_motion_blur_percent_of_screen_max 0 +mat_queue_mode 0 +mat_vsync 0 +mat_antialias 0 +mat_grain_scale_override 0 -width 1280 -height 720
これでVR化の準備ができました。
HMDとSteamVRを起動してHMD側でアプリが立ち上がれば成功です。
私の環境ではそのままでも大丈夫でしたが、「SteamVR使用中はデスクトップゲームシアターを使用する」はオフにした方が良いみたいです。
動作確認
無事VRで起動できました。
日本語字幕が表示されませんが、大多数の人は散々遊びつくしたゲームだと思うので多分問題ないでしょう。
今回はQuest Pro + Oculus Link + SteamVRという環境でプレイしています。
右手にはポータルガンを持っており、ポータルの展開とオブジェクトを掴む操作は全て右手側のコントローラーに集約されています。
ジャンプも右手で行います。
逆に左手側のコントローラーではしゃがみ動作とゲームメニューの表示ぐらいで、ゲーム中はあまり使用しません。
コントローラーの配置的にしゃがみを誤爆しやすいです。
1時間ほど遊んでみましたが、フレームレートなどもちゃんと出ており、操作感など問題なさそうに感じます。
「酔い」に関してですが、天地が逆になるような置き方をしたポータルに関しては、強制的に視点がリセットされるようになっており、ぐるんと視界が回る動きが無くなっています。
そのおかげか酔いは軽減されているように感じました。
ただ、スライド移動やジャンプを多用するのでそもそもアクション的な動きが苦手な人はきついかもしれません。