ILLGAMESの「サマバケ!すくらんぶる」が(2024年8月30日)に発売し、予約購入していたので早速当日の0時にダウンロードしてきました。
ちなみにzipのファイルサイズは7.8GBで、回線の混雑状況やそもそもの自宅の回線環境の違いなどもありますが、ダウンロードし終えるまで30分近くかかりました。
ゲームをプレイ
まずゲームを起動して驚いたのが、「ILLGAMES」の読み方が「イルゲームス」ではなく「アイエルエルゲームス」だった事。
前作にはなかったキャストさんによる社名の読み上げボイスで判明しました。
「ILL」は英語だと病気って意味になるらしく、社名としてはあまりよくないよねなんて言われていましたが、そもそも英単語ではなかったみたいです。
Xのサマすく購入勢のタイムラインもちょっとざわざわしていました。
読み方は後付けの可能性もありそう。
タイトル画面。
このゲームをプレイしているタイミングは8月の終わりで、台風が近づき雨が吹き荒れ外が騒がしく、バケーション感ゼロの天候の中室内でプレイしていきます。
前作ではプロローグでパルちゃんが出迎えてくれましたが、今作ではいきなりチュートリアルから始まります。
キャラクターの登録
前作やイリュージョンの過去作と同じく、まずは登場させたいキャラクターを手動で登録していきます。
最大で24人登録でき、その中からプレイヤーとして操作するキャラクターを1人選択します。
女性視点でプレイすることもでき、いつでも変更できるので適当に好きなキャラを選んで問題ないです。
お出かけ
キャラクターの登録が完了したらお出かけコマンドで外へ。
マップの中でキャラクター達が自由に行動し、勝手に関係性が発展していくようです。
マップに関して
今作のマップは全部で7つ。
あまり多くはないです。
駅前
喫茶店
教室
通学路
参道
神社
ビーチ
マップ内は自由に動けるわけではなく、表示がある場所や人がいる場所など、選択できる場所に限られています。
また、前作の「ハニカム」のようにプレイヤーを中心としたTPS視点ではなく、遠くの固定カメラからちまちま動くキャラクターを眺めるような形になっています。
普通にプレイヤー操作で視点を動かしたかったのでカメラ操作は改悪に感じました。
様々なキャラを見守るというコンセプトは分かりますが、設定で変更できても良かったんじゃないかと。
今作はジンコウガクエンの系譜らしく、調べたところジンコウガクエンがまさにこの移動方法らしいのですが、悪いところまで引き継がなくても良いんじゃ…
基本的にチュートリアルとしてはこのぐらいで、あとは自由に行動してくださいって感じで放り出されます。
キャラメイクに力を入れても良いし、思うまま適当にプレイするのも自由ですが、今回は何か目標を決めて遊んでみることにします。
男主人公を操作してギャルとセックスしたい
今回はとりあえず正統派主人公っぽい彼を操作し「ギャル」と親しくなろうと思います。
ターゲットはこの娘。
この娘とセックスしたい!!
CVは「山吹うらら」さん。
マップ上から当てもなく探すのは大変なので、「会いに行く」コマンドから直接ストーキングしていきます。
ビーチに居ました。
それにしても、キャラクターと会話中でも他のキャラ同士のやり取りがボイス有りで聞こえてくるため、ギャルとの会話が全く頭に入りません。カオスすぎる。
設定画面の「MAP上の会話」から調整できます。
マジでうるさいので調整推奨です。
右側のメニューから相手に対してどんな行動を取るのか選択します。
いきなり「エッチの相談」で攻めてみました。
まあそうでしょうね。
気を取り直してスキンシップ。
ナデナデはOKらしい。
「コイカツ!」等過去作では一日の会話の制限などがありましたが、サマすくではあまり気にせず行動できました。
厳密には時間などの制限があるのかもしれませんが、ずっと一人の女の子と会話し続けることもできます。
とりあえず適当な会話を繰り返していく。
キスもOKでした。
ゲームを開始して15分ぐらい。
ところで一箇所にとどまって会話を続けていると、周辺にゾンビのように様々なキャラが集まってきます。
会話状況によってBGMも勝手にころころ切り替わり、なんだか全体的に忙しない。
会話をしていると他のキャラクターのイベントに巻き込まれる事もあります。
キスもOKだったのでそろそろ良いんじゃと誘ってみたところエッチもOKでした。
性格による違いはあるかもしれませんが、いつもの貞操概念ガバガバゲー。
エッチシーン
シームレスにエッチシーンに突入しました。
エッチシーンの背景は固定で、カメラを回しても背景は動きません。
なんというかキャラが背景に浮きまくって没入感が削がれるのですが、他の人の感想を見てもあまり背景に言及している人は居ないので、私のように気になる人の方が少数派なのかもしれない。
関係性の変化
神社に訪れると、キャラクター同士の関係性を確認することができます。
操作キャラに対する他キャラとの関係性。
操作していないキャラも裏で関係を構築していたりします。
男女の比率的にレズカップルが大量発生しそう。
他のキャラとも交流してみる(9/9追記)
とりあえずギャルの子とセックスするというミッションは早々に達成できたため、次は特に目標も決めずに他の人と交流してみることにします。
他の子と会話していると割り込んでくる彼女(?)。
・・・
男友達との友情を育もうとしても関係なく、えぐい頻度で割り込んできます。
性格によって依存体質だったりするんでしょうかね。
プレイする人によってはこれを可愛いと感じる人もいるかもしれませんが、私としては正直すでにウザく感じており関係を解消したい。
ただ、初日に私がこの子に対して同じようにストーキングしていたので自業自得ではある。
次のターゲット
関係性をチェックしていたところ、プレイヤーが純真無垢ちゃん(小川さん)の事を好いており、なおかつプレイヤーの今カノとも仲が良く同じカフェで働いており、さらに別に付き合っている彼女がいるとのことで、えぐい四角関係ができそうでこの子に狙いを定めてみます。
純真無垢ちゃんと親交を深めていく。
彼女とのえっちな相談事もしてくれるように。
彼女が会話に割り込んでくる。
狙い通りギスギスした関係に。
彼女(ギャル)の怒りはプレイヤーではなく純真無垢ちゃんの方に向かうようです。
こいつ本当に純真無垢なのか…?
関係性が変化しました。
純真無垢ちゃんにしつこく話しかけていたためプレイヤーからの関係が好き(確信)に変わり、仲良しだったはずのギャルとは敵対する形になりました。
もう行けるだろうとエッチのお誘いをしてみたところ。
ちなみにエッチはどこか茂みに隠れるとかではなく、エンカウントしたポイントで行うため、他の人からの妨害が入ることがあります。
常識的に考えれば当たり前ではある。
ついにプレイヤーの取り合いに。
彼女には申し訳ないが今回は一度も最後までできていない純真無垢ちゃんを選ぶ。
こいつやっぱり純真無垢じゃない。
野外でのエッチを終えると周りには野次馬が集まっていました。
シュールを通り越してカオス。
まとめ
PVや事前情報の段階で数多くの人が「ジンコウガクエン」の続編なのではと予想していましたが、その通りでジンコウガクエン系譜の作品でした。
良くも悪くも人を選ぶ作品なのは間違いない
そもそもイリュージョンやILLGAMESの作品で人を選ばない作品があったかというとそんなものは無いですが、今作も人を選ぶ作品なのは間違いないです。
やれる事が「キャラメイク」「関係性構築」「エッチ」だけで、遊び方はプレイヤーに丸投げするスタイルなのはいつも通りです。
ただし、他人との交流が制限だらけだった「ROOMガール」や、そもそもコンテンツ不足で見切り発車感のあった「ハニカム」と違って、キャラ同士の繋がりやフラグ、隠し要素が複雑にありそうで、そこをもっと深掘りできると楽しめそうな気がしています。
キャラ同士のセリフ自体は淡白なので、設定などを脳内で補完できる人ならかなり楽しめるんじゃないかと。
過去にプレイしたROOMガールなんかは本当に行動範囲が限定的で虚無ゲーだったので、今回は不満はないわけではないものの楽しめています。
ROOMガールのレビューも残ってるので興味があれば見てください。
今作は現状だとフリーエッチが無く、他キャラに妨害されることも多いため、ゲーム本編に興味がなくエッチシーンだけで良い方は前作のハニカムの方が良いかもしれません。
VR対応に関して
VRは後ほど更新されるとのことで、現時点では対応していません。
まだ数時間しかプレイしていないので、ゲームを進めつつVRの続報を待とうと思います。