DLsiteにてまたもやM向けVR作品がリリースされていましたので購入しました!
エスカレイションVR!
ドMな性癖の主人公。ある日、勇気を出して彼女に『責めてもらいたい』と告白した。…言ってしまった。嫌われるかもしれない。そんな心配をよそに、返ってきたのは乗り気な返事。二人がSMプレイに走るのに、そう時間はかからなかった。お互いの心をオープンにする中、いつしか首輪とリードを付けられる主従関係に。その関係は次第にエスカレートしていく…
2020年8月に同じサークルからリリースされたPC向けゲーム「エスカレイション!」のVR移植バージョンです。
実はこのゲーム、ユーザー作成のVR化Modを使用することで非公式にVRで遊ぶことができていたのですが、今回正式対応版がリリースされました。
DLsite内ページ「エスカレイション!」の方のレビューを見る限り、移植元のゲームはかなり評判が良いみたいですね。私はプレイしていなかったので今回初めてVR版を購入しました。
先日別サークルのM向けゲームを遊んだばかりでしたが、今回は打って変わってかなりハードな内容のようです。
VR版とPC版の違い
購入ページの違い
PC向けページ「エスカレイション!」
VR向けページ「エスカレイションVR!」
そもそも購入ページが違うので、もともとのPC版を持っていた方もVR版をプレイしたい場合は別途購入する必要があります。
価格
値段にも違いがありPC版が2,640円・VR版が1,430円となっており、後からリリースされたVR版の方が安いです。
内容
PC版はテキストをクリックで進めていくタイプのノベルゲームですが、そのゲーム内容全てがVR版で再現されているわけではなく、あくまでHシーンを切り抜いたもののようです。
シーン数
内容は通常版のリプレイモードと同じで、後ろ向き体勢など一部VR化に適していないシーンはカットしています。通常版33シーンのうち29シーンを収録。
「通常版33シーンのうち29シーンを収録」
とのことでVR版でカットされたシーンがあるようです。
基本操作
各種VR用コントローラを使用して操作できます。私はVivePro + Viveコントローラでプレイしましたが問題なく動作しました。
コントローラーを使いメニュー操作、視点リセット、移動回転などができます。
ゲーム内容など
ゲームをスタートしてすぐに自分の周りに360度の円を描くようにシーンが展開され、好きなシーンから再生できるようになっていました。
まずは順番通りにシーン1から再生してみました。
ご主人様と呼んでいるこの女の子の足をマッサージしたり、足の臭いを嗅がされたり、言葉で罵られたり、奴隷呼ばわりされたりと、主人公との関係性がわかります。
プレイ中は設定の変更や自動再生の停止以外には操作できることはなく、キャラクターに触れたりといったインタラクション要素もありません。
おそらくゲーム的な要素もなさそうです。
実写のVRAVを鑑賞している時と同じようなイメージで、自分自身がAV男優のように主人公になりきりましょう。
ムチで叩かれたり
ヒールで顔面を踏みつけにされたり
磔状態で乳首責めされたり
蝋燭プレイも
このようなハードなSMプレイはなんと主人公からお願いしたものらしく、プレイが終わったら主人公を労わりハグしてくれるシーンがありました。筋金入りのマゾである
良かった点
こだわりを感じる圧倒的ボリューム
最初のシーンの画像からもわかるように30近くのシーンがあり、その一つ一つも非常にボリュームがありました。
リビング・寝室・駅・消灯して雰囲気のある空間など、シチュエーションによって背景もいろいろと切り替わり、キャラクター以外の部分でもこだわりを感じました。
内容に関しては完全にM向けではありますが単純にシーン数が多いので、Mではないという方もプレイしてみていくつか刺さるシチュエーションがあるかもしれません。
服装に関してもこのように数多くの中から選択できます。
そしてこれだけ数があるのに裸にはできないという攻めっぷり。
残念な点
インタラクション要素
VR内でお触りはできません。そもそものシチュエーション的に自分自身が縛られたりで、身動きができない状況がほどんどなのでこれは仕方ないかもしれません。
視点調整に難あり
VRでの視点調整機能が難しく、良い感じのポジションに設定するまでに若干手間取るシーンがいくつかありました。
まとめ
上の方にも少し書きましたがもともとはノベルゲーム形式で展開していく3Dエロゲで、VR版はその中からシーンだけを切り抜いたもののようです。
PC版に関してのレビューでシナリオなどを評価する声もあるので、VR版でそのあたりが丸々抜けてしまうのはちょっともったいないかもしれません。
ただ、その分値段を下げてVR版として売っているのだとは思います。
もともとのPC版のクオリティが高くボリュームも多いため、VR版でゲーム要素が削られたとしても、同じ値段の他の同人ゲームと比較してみると圧倒的なボリュームになっています。
SMプレイのM好きな方には非常におすすめできると思います。