2023/8/31追記
DLsiteで「Iragon Prologue 18+」の販売が始まりました。
Steamのデモ版との違いは不明です。
Iragonとは?
Steamで配信している成人向けのVRアクションゲームです。
現在開発中で、デモ版としてプロローグを無料でプレイすることができます。
デスクトップとVRどちらにも対応していますが、当記事はVRでのレビューとなります。
ゲーム開始
ゲーム開始画面。ありがたいことに言語選択で日本語を選択することができますが・・・
ガバガバ日本語字幕!!
ゲームを開始してすぐに翻訳サイトを通したかのような字幕が表示されます。
終始ずっとこんな感じなので正直3割程度しか役にたちませんが、無いよりはマシです。
日本語字幕は置いておいて・・・
とりあえず主人公は貧しい村に住んでおり、騎士を目指しているようです。
周りには甲冑を装備した人がたくさんいました。
騎士になるための面接を受けるも、実力が足りないのかよくわかりませんがお断りされてしまったようです。
ちなみにキャラクターはフルボイスで主人公にもボイスがあります。
もちろん英語ですが、ちゃんとした声優を使っているのか違和感や素人っぽさはありませんでした。
チュートリアル
面接に不採用となってしまった後、チュートリアルが始まりました。
私はIndexコンを使用しているので、そちらの操作方法を軽く紹介しておきます。
左手のスティックを倒す事で歩くことができ、右手側のスティックでは方向転換ができます。
右手側のAボタンを押すとジャンプできます。
スライド移動にジャンプもあるのでアクロバティックな移動や戦闘ができますが、酔いやすい人は厳しいかもしれません。
テレポート移動も無いみたいです。
腰に携えている剣をグリップすることで掴むことができ、武器として使用できます。
ちょっとうろ覚えですが左手のAボタンだったかを押すと、次のストーリー展開がある場所までガイドを表示してくれる親切設計です。
VRだと方向転換をしているうちに迷子になりがちなので良い機能だと思います。
基本的には次の目的が決まっている一本道のゲームだと思いますが、オープンワールドかと見間違うぐらいフィールドが広く奥行きがあり、きちんと作り込まれています。
アニメ調で雰囲気の柔らかくなったスカイリムのような感じ。
チュートリアルを終え、村の女の子との会話。
エスメちゃんとミンディーちゃんです。
二人のうちどっちの仕事を手伝うかという感じの選択肢でしょうか。わからん
おっぱいには物理がありました!!!
怒ったり嫌がったりとかいう反応はありませんでした。
エスメちゃんのスリットの隙間がどうしても気になったので接近してみたところ、めり込み対策のためか近づきすぎると勝手に後退してしまうようで、後退しないギリギリのラインを小一時間試行錯誤して撮影した一枚です。
履いてなさそう。
村の酒場。
モブキャラも全員ではありませんが、近づくことで会話できるキャラがいます。
こういったキャラにまでちゃんとボイスが用意されていてすごい。
戦闘チュートリアル
ネタバレになってしまうので途中省略しますが、なんやかんやあってモンスターとの戦闘チュートリアルが始まります。
敵の攻撃を一度剣で受けた後、反動で怯んだ敵を攻撃するというカウンターチュートリアルです。
このあたりも丁寧で非常にわかりやすく進行は問題ありませんでした。
なかなか面白そうな戦闘に見えますが、近接戦闘は精度が微妙なところがあり、攻撃がヒットしているのか防御できているのか分かりづらいです。
そんな感じなので爽快感はあまりなく。
火・氷・雷といった3種のエレメントを使用した魔法もあります。
腰あたりに配置されているこれらを掴んで投げるように戦います。
近接戦闘よりもこちらの方がわかりやすくて面白いですね。
女の子との出会い
冒険の途中で追っ手から逃げている少女と出会い、助けてあげることになりました。
会話の途中でちょくちょく選択肢が出ることがあるのですが、もしかしたらストーリーの分岐なども用意されているのかもしれません。
スカイリムのフォロワーのように後ろに付いてきて戦闘にも参加してくれます。
戦闘中に被弾すると衣服が破損していきます。
どこまで破損するのか知りたく、しばらく放置して鑑賞していましたがこれ以上は破損せず死にもしないようで、肉壁にできます。
道中のスクリーンショット
道中でのキャンプ
流れで行商人の女の子も帰宅までサポートすることに。
次のフィールドが見えてきた・・・
雰囲気が暗いのでダンジョンかなと思いきや、街だったようです。
街まで護衛してあげたこの娘は、知り合いとも会えたようでここで一旦お別れのようです。
Hなお店
街の中でマダムとやらの案内を受けます。
ここではストレスを和らげることができるとか何とか。
布が被さっており大事なところは見られませんが、無理やり中を覗きこむことは可能です。
モザイクはありませんでした。
モーションの種類など色々あるようですが、抜きゲーとしての実用度はあまり期待できないと思います。
リョナ要素など
敵キャラクターとしてはモンスター以外に女性キャラも登場します。
攻撃を当てるごとに服が破損していくので、じわじわと一枚づつ脱がしていったりといった楽しみ方もできます。
欠損や流血などはないのでガチのリョナラーの方には物足りないかもしれません。
まとめ
かなり長くなってしまいましたが、以上になります。
今現在VRエロゲとしてはセックスシミュレーターなどの「抜き」を目的とした「抜きゲー」がほとんどだと思いますが、この作品はアクションRPGやストーリーがメインで、その要素の中にエロもあるゲームだと思います。
この作品の作者自身がベルセルクにも影響を受けていると言っていて、実際にプレイしてみてストーリー展開的に影響を受けているんだろうなと思う箇所がいくつか感じられました。
エロにそこまで興味のない人でも楽しめるんじゃないかと思いました。
残念に感じたのはやはり近接戦闘でしょうか。
武器を振り回してもあまり爽快感がないのと、ゲーム的な難易度が今のところ全く無いので、防御やモーションを駆使しないと勝てない強力なボスなどが出てくれると良いですね。
日本語字幕に関してはかなり酷いので、今後のアップデートで精度が上がってくれる事を期待します。
あとは好みの部分にもなってしまいますが、キャラクターのモデルの瞳孔が大きすぎてバランスが悪く、正直なところどのキャラもあまり可愛くないと感じてしました。
なんか虫っぽい。
また素体はどれも同じものを使用しており、髪型やカラーリング以外は似たり寄ったりな顔になってしまっているのも残念です。
モブキャラはそれでもいいけどヒロイン的なキャラはもうちょっと可愛くなるといいなぁ…
気になった点もいくつかありはしますが、今現在公開されているプロローグだけでもかなりボリューミーで、無料で体験することができるのでひとまず試してみても良いと思います。