つい先日発売されたばかりの同人作品「聖騎士リッカの物語」を購入しました。
発売してからまだ数日しか経っていませんが、既にDLsiteだけで2万本売れているというとんでもないタイトルが2021年の最後に登場しました。
ストーリーについて
ストーリー冒頭部分ではありますが、一応ネタバレにはなりますので見たくない方はこちらをクリックで読み飛ばしてください。
主人公の「リッカ」ちゃん。
のどかな山村でお姉さんと二人暮らしをしているようです。
ハーブを採集するため一人で近くの山へ出掛けていきます。
そのお使いの帰り道に謎の妖精と遭遇します。
お使いを終えて村に戻ってみると何やら不穏な雰囲気に…!
ゴブリンの大群が押し寄せ村は焼き払われ、たどり着いた頃には村人たちも既に息絶えた状態でした。
ただ、リッカちゃんのお姉さんだけが見当たりません。
ゴブリンに見つからないようにお姉さんの探索を続けますが…
リッカちゃん自身もゴブリンに見つかってしまいます。
ゴブリン一体だけならなんとかなったものの、押し寄せるゴブリンの群れには為す術もなく…
抵抗も虚しくゴブリン達に犯されてしまいました。
ゴブリン達に犯された後、用済みとなったリッカちゃんはそのゴブリン達の手によって絶命してしまいます。
一度は命を落としたリッカちゃんですが、昼間に助けた妖精の力によって大復活!!
聖騎士となったリッカちゃんは圧倒的なパワーでゴブリン達を蹂躙していきます。
ゲーム要素
ゴブリンやスライムといったモンスターと戦う3D横スクロールアクションゲームです。
デフォルト設定ではキーボードの十字キーを使用しますが設定変更が可能です。
ゲームパッドにも対応しており、パッドの方が操作しやすくておすすめです。
戦闘中は横スクロールで2次元的な動きしかできませんが、戦闘中にポーズをすると「フリーカメラモード」に移行し、時間を止めたまま3次元的な視点で鑑賞することができます。
スキルツリーも存在していて、それぞれ解放していくことで単純にステーテスの強化になるだけではなく、必殺技やコンボなどアクションゲームの幅が広がっていくので非常に楽しいです。
エロ要素に関して
戦闘時には衣服の破損もあります。
また、ストーリーを進行していく上でのノベル形式のエロシーンがありますが、それとは別に戦闘中に負ける事で見られる陵辱シーンが数多く用意されています。
陵辱シーンでは視点をぐるぐる自由に回す事ができます。
陵辱シーンを見るには戦闘で負ける必要があるため、ゲームの方がなかなか進みません・・・!
カスタム要素
このゲームにはカスタム要素があり、リッカちゃんの容姿を細かく調整することができます。
ゲーム内で入手できるクリスタルでアバターを購入できます。
アバターの効果は見た目だけではなくステータスにも影響します。
武器にもいろいろと種類があり、単純な性能差だけではなく当たり判定や攻撃速度にも影響があり非常に細かいです。
まとめ
おまけ要素も含めて全てのステージをクリアしましたので、クリア後の感想としてまとめを追加更新しました。
良い点:完成度の高さとボリューム
同人作品の3Dゲームとなるとゲーム要素のない抜きゲーが多い印象ですが、これはゲーム要素もエロもストーリーも全てにおいてボリュームがあります。
シーンをコンプリートしたので数えてみたところ40シーンありました。
ノベル(2Dのエロゲのように読み進めてシーンを切り替えるタイプ)と3Dという違いがありますが、シーンごとに体位が複数用意されているのでとんでもないボリューム感です。
ただ、エロシーンは10割と言っていいほどほぼ陵辱です。
かわいそうなのは抜けない民はやめておいた方が良いです。
モンスターによる陵辱がメインですが、人間の男とのセックス・レズプレイ、ごく一部のシーンでふたなり化もあります。
気になる点:難易度に関して
プレイヤーキャラと敵キャラクターがぶつかった時、プレイヤーキャラが打ち負ける事が多く、特にゲーム後半では足場の悪い場所に雑魚キャラが飛び込んでくるという、落下死を誘発するための意地悪な配置が多い印象です。
このあたりは即死ゲーに慣れている人は抵抗ないかもしれませんが、個人的にイライラした要素でした。
要望が多かったのか「落下復帰」という即死回避スキルがアプデで追加されました。
私は難易度「普通」でプレイしましたが、ほかにも装備や攻撃の属性を意識するかどうかで難易度がガラッと変わると思います。
ゲームオーバーでもクリア扱いにできる救済仕様があるので、詰んで進行できなくなるということはありません。
総評
ゲーム要素のある同人ゲーなどはなかなか最後までプレイせず積みがちだったのですが、こちらの作品はシーンの回収も含めてなんだかんだ最後までプレイしてしまいました。
コンシューマにも匹敵するレベルのクオリティとボリュームのあるゲームだと思いますが、それでいて価格が3,300円と非常に安いです。
陵辱が苦手な方以外には非常におすすめできるゲームです…!